「Niagara Triangle Vol.1 30th Anniversary Edition」(山下達郎/伊藤銀次/大滝詠一,1976,2006)
- A Long Vacation 2006 S/S 8th day
『A LONG VACATION』(大滝詠一,1981)の20周年記念盤がついこの前でたかと思っていたら、『Niagara Triangle Vol.1』はもう30周年だそうだ。
坂本龍一の印象的なピアノで幕が上がるこのアルバムは、山下達郎、伊藤銀次、大滝詠一3氏の曲の寄せ集めであり、山下達郎、伊藤銀次両氏の大滝詠一とのお別れ記念盤でもある。ビートルズでいえば、『Abbey Road』(1969)が近いか。もともと3氏でグループを組んでいたわけではないし、『Abbey Road』よりは明らかに前向きに制作されているわけだが。
『Niagara Triangle Vol.1』はその後の3氏のスタイルの原点がつまったアルバムでもある。
30年たった現在でも新鮮な気持ちで聴くことができるのはナイアガラならではで、1970、80年代に大量生産された日本のポップス、歌謡曲の薄っぺらな音楽との違いはいまだから気づくことができるのかもしれない。もちろんそれは、普遍的ともいえる楽曲のよさによるところも大きい。イントロやアウトロも非常に凝っている「パレード」などは、現在の曲と比較しても極上のポップスだといえる。この「パレード」の完全版は、シュガー・ベイブVersion(デモVersion)やシングルVersion、山下達郎のアルバム『Treasures』(1999)に収録されているVersionでは聴けない。
『A LONG VACATION』(大滝詠一,1981)の20周年記念盤がついこの前でたかと思っていたら、『Niagara Triangle Vol.1』はもう30周年だそうだ。
坂本龍一の印象的なピアノで幕が上がるこのアルバムは、山下達郎、伊藤銀次、大滝詠一3氏の曲の寄せ集めであり、山下達郎、伊藤銀次両氏の大滝詠一とのお別れ記念盤でもある。ビートルズでいえば、『Abbey Road』(1969)が近いか。もともと3氏でグループを組んでいたわけではないし、『Abbey Road』よりは明らかに前向きに制作されているわけだが。
『Niagara Triangle Vol.1』はその後の3氏のスタイルの原点がつまったアルバムでもある。
30年たった現在でも新鮮な気持ちで聴くことができるのはナイアガラならではで、1970、80年代に大量生産された日本のポップス、歌謡曲の薄っぺらな音楽との違いはいまだから気づくことができるのかもしれない。もちろんそれは、普遍的ともいえる楽曲のよさによるところも大きい。イントロやアウトロも非常に凝っている「パレード」などは、現在の曲と比較しても極上のポップスだといえる。この「パレード」の完全版は、シュガー・ベイブVersion(デモVersion)やシングルVersion、山下達郎のアルバム『Treasures』(1999)に収録されているVersionでは聴けない。