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2007年06月20日

(遅ればせながら)ウィング久里浜開業20周年

遅ればせながら、ではあるが、この春、ウィング久里浜は20周年を迎えた。普段、駅を使わないまいにちなので、なにか盛大なお祝いがされたのかは知らない。20周年といえば、人間でいえば成人式、それなりにお祝いされてもいいものだけど。

開業当日に遊びに行ったことをよく憶えている。誰といっしょに行ったのかまでははっきり憶えていない。とっても混んでいるなかを、なにを買うでもなく、意味もなく散策したのを憶えている。ウィングにというより、きっと、そこにいっしょにいたひととの時間がたのしかったのだろう。なんとなくそんなことを憶えている。

20年という月日のなかで、当然のことながら、テナントの移り変わりがかなりあった。開業当時から変わっていない店舗を見つけるほうが難しいくらいだろう。京急ストアとか、ほんのいちぶだろう。あれ?京急ストアはまた別のガード下にあった気もする。20年もたてば、ひとの記憶なんて相当いいかげんなものになるのだろう。

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数年前までは、夏になると屋上ビヤガーデンが設けられていた。ここから見える景色も随分と変わったのだろう。

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久里浜もいよいよ都会っぽくなったものだと、当時は思ったものだ。とくに、外が見えるほうのエレベータに乗るたびに、どこか近未来的な気がしてわくわくした。いまではとってもレトロな気分がするから不思議だ。

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2007年06月16日

「Coyote」(佐野元春,2007)

コヨーテという生き物を、たぶんぼくはみたことがない。どうやら、オオカミの小型版といった感じらしい。ネット上で出てきた画像はオオカミそのもののようにみえた。「coyote」とは、スペイン語で「歌う犬」を意味するのだそうだ。

いつしかヒットチャートでどれだけ上位に食い込めるかは、そこに含まれているタイアップ曲の数に比例するようになった。タイアップが、どれだけヒットしたドラマのものであるか、どれだけハードにくり返し流れたCMのものであるか、で多少Weightが変わるものの。
そういった意味では『Coyote』(2007)はあきらかに売れ線からは外れている。タイアップ曲は、NTTドコモの企業CMに1曲使われているのみという地味さ。しかし、その曲の本当の良さなんてヒットチャートでははかれないことは明白なわけだけれども。

佐野元春のアルバムは毎回テーマやコンセプトがはっきりしている。
”このアルバムは、「コヨーテ」と呼ばれる、あるひとりの男の視点で切り取った12篇からなるロードムービーであり、その映画の「架空のサウンドトラック盤」”
今回のアルバムはこういうことだそうだ。

バック・バンドは違えど、全体的に前作『THE SUN』(2004)に通じるテーマを持ちながら、『THE SUN』では”家庭”的であったりprivateなシーンを唄っていたが、『Coyote』ではどちらかといえば”社会”的であったりpublicなものを唄っているようにみえる。その傾向は『THE SUN』の最後の2トラック「国のための準備」「太陽」あたりですでにみえていたのだが。このような、アルバム間をつなげるような手法を意識的に好んでおこなっているという記述をなにかで読んだことがある。『Time Out!』(1990)のエピローグ曲「空よりも高く」で轟く雷が、次作『Sweet16』(1992)のプロローグ曲である「ミスター・アウトサイド」の冒頭で再び轟くように。毎回テーマやコンセプトは異なるけれど、実はそれぞれがリンクしている。決して急激な変化を求めるのではなく、緩やかな成長を表現している。
日本のポップス史に輝く『Someday』(1982)からNY制作のラップ/ヒップホップアルバム『VISITORS』(1984)への流れのなかでさえも、『VISITORS』からの先行シングルには「Tonight」という比較的ポップ/ロック・テイストな曲を選んでいる。そこに描かれている都市は、佐野元春が暮らしていた東京や横浜からNYに舞台を移しているわけだが。

『Coyote』の話に戻そう。『Coyote』の主人公は実にcoolに”社会”というものを見つめている。ドラマのなかの世界ではなく、等身大のリアルな世界に生きて。
このアルバムきってのポップ・チューン「君が気高い孤独なら」では、何気ないステキな瞬間に”Sweet Soul, Blue Beat”とくり返す。タイトル・チューン「コヨーテ、海へ」では、歪んだ世界で”望みはたったひとつ 自分自身でいたいだけ”とはき捨てる。夢ばかり見すぎて足元がぐらついている世界に決別して。


2007年06月05日

観光協会公式ウェブサイト・リニューアル

観光協会公式ウェブサイトをリニューアルさせた。
本腰を入れて準備をはじめてからでも、かれこれ半年以上たつ。そのわりには凝ったものができたわけでもなく、いたってシンプル。かたくなり過ぎない程度に正統派な感じをめざした。
とはいえ、まだ手直ししたいところはたくさんあるし、足りないページもある。FLASHをからめたいと思っていたのだが、けっきょく間に合わなかった。少なくとも3年間はこの路線でいくつもりなので、徐々に手を加えていく予定。

今回からモバイル版もまじめに作成しようと思っているのだが、そこまで手がまわっていない。ペリー祭までにはなんとか間に合わせるつもり。