「君にサヨナラを」(桑田佳祐,2009)
「別れ」がテーマの歌だけど、恋人との別れのせつなさを歌ったサッド・ソングというわけではない。家族や友との永遠の別れを歌った大人のラヴ・ソングだ。
「会いたい」とか「もう会いたくない」とかいうレベルの感情ではなく、「今もそばにいる」という境地がうまれるようなお別れが歌われている。
さいきんの桑田佳祐の書く歌は、彼の人生と強くリンクしていることが多いと思う。たいていのソングライターがそうなのかもしれないけど、さいきんの彼の場合はとくにそれが強いと思う。等身大の自分をさらけだすことによって、若い人が書く歌よりリアリティを感じる。
「会いたい」とか「もう会いたくない」とかいうレベルの感情ではなく、「今もそばにいる」という境地がうまれるようなお別れが歌われている。
さいきんの桑田佳祐の書く歌は、彼の人生と強くリンクしていることが多いと思う。たいていのソングライターがそうなのかもしれないけど、さいきんの彼の場合はとくにそれが強いと思う。等身大の自分をさらけだすことによって、若い人が書く歌よりリアリティを感じる。
