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2010年06月26日

「ハラット」(原由子,2010)

サザンオールスターズでメイン・ヴォーカルをつとめる曲を含む、原由子のベスト盤。新曲「京都物語」も収録。初回限定盤は、収録曲にまつわるエッセイや写真などがおさめられている「はらぼん」付き。

「いちょう並木のセレナーデ」(1983)や「ハートせつなく」(1991)あたりのソロ楽曲が好き。
サザンでの楽曲はわりと物語性のある曲が多くて、ソロの楽曲は女性的なラヴ・ソングが多い印象。

「鎌倉物語」(1985)に思いっきり葉山がまざってるのは、茅ヶ崎出身の桑田佳祐からみた「鎌倉」のイメージなんだろうな(「鎌倉物語」は作詞・作曲:桑田佳祐)。葉山あたりまでは「鎌倉」っぽい雰囲気ということで。たいていの東京や横浜の人も同じようなイメージなんだろうけど。もちろん、桑田佳祐は鎌倉の高校出身なので、意図的なんだろうけど。



「そんなヒロシに騙されて」(1983)はサザン名義で唯一、地元・横須賀を舞台にした曲。父親がヒロシなので、なにかのときに母親にカセットテープに録ったものを贈ったことがある。

2010年06月12日

「Time Flies 1994-2009」(oasis,2010)

残念ながら解散してしまったオアシス。
前回のベスト盤「Stop The Clocks」(2006)と違い、正真正銘のベスト盤って感じ。2枚組みのベスト盤CDにライブ盤CDと歴代PV38曲入りのDVDという内容。ハイライトは、最後の最後でついに「Whatever」(1994)が収録されたことか。個人的にもオアシスでいちばん好きな曲。

こうして通しで聴いてみて思うのは、キャリア前期の曲のインパクトが強いなぁということ。とくに1stアルバムから2ndアルバムにかけての曲がもっともオアシスらしいと思ってしまう。その後は、流行だとか、逆に流行に反してとか、実験的だったりとか、そのオアシスらしさを無理に打ち破ろうとしている感じがしてならない。

まぁ、その時期はブリットポップ全盛期に重なるわけで、そんなブームは長くはつづくわけはないし、それにとって代わるものをつくろうとする力学が働くのはすごく自然なことだと思う。だけど、オアシスの場合はデビューから数年であまりにも大きな成功をおさめてしまったものだから、オアシス=ブリットポップを打ち破るのは容易なことではなかっただろう。



皮肉なもので、オアシス解散とすれ違うかたちでブラーは再始動することになった。

オアシスのメンバーだって音楽活動はつづけていくんだろうし、いずれは復活することもあるんだろうな。いつもの、ギャラガー兄弟の兄弟げんかがおさまれば。