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「Time Flies 1994-2009」(oasis,2010)

残念ながら解散してしまったオアシス。
前回のベスト盤「Stop The Clocks」(2006)と違い、正真正銘のベスト盤って感じ。2枚組みのベスト盤CDにライブ盤CDと歴代PV38曲入りのDVDという内容。ハイライトは、最後の最後でついに「Whatever」(1994)が収録されたことか。個人的にもオアシスでいちばん好きな曲。

こうして通しで聴いてみて思うのは、キャリア前期の曲のインパクトが強いなぁということ。とくに1stアルバムから2ndアルバムにかけての曲がもっともオアシスらしいと思ってしまう。その後は、流行だとか、逆に流行に反してとか、実験的だったりとか、そのオアシスらしさを無理に打ち破ろうとしている感じがしてならない。

まぁ、その時期はブリットポップ全盛期に重なるわけで、そんなブームは長くはつづくわけはないし、それにとって代わるものをつくろうとする力学が働くのはすごく自然なことだと思う。だけど、オアシスの場合はデビューから数年であまりにも大きな成功をおさめてしまったものだから、オアシス=ブリットポップを打ち破るのは容易なことではなかっただろう。



皮肉なもので、オアシス解散とすれ違うかたちでブラーは再始動することになった。

オアシスのメンバーだって音楽活動はつづけていくんだろうし、いずれは復活することもあるんだろうな。いつもの、ギャラガー兄弟の兄弟げんかがおさまれば。

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