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2006年04月29日

「スウィート・トロント」(The Plastic Ono Band,2002)

- A Long Vacation 2006 S/S 1st day

これだけまとまった休みはひさしぶりだ。GWがフルにあるというのは、近年ではちょっと記憶にない。フリーで仕事をしていたときは、ロンバケといえばロンバケだったが、いつもなにかに追われていた。生活していくためには生業が必要なわけで、いつでも気は休まらなかった。
というわけで、外は雨模様のようだし、買ったまま観ていなかったDVDでも観ることにした。

この「スウィート・トロント」(The Plastic Ono Band,2002)は、もともとは1969年にトロントでおこなわれたライヴ「Rock and Roll Revival Festival」のいちぶなのだが、プラスティック・オノ・バンドの「LIVE PEACE IN TORONTO」といったほうが有名である。そしてこれが、プラスティック・オノ・バンドのはじめてのステージでもある。
CDではずいぶん前に持っていたけど、映像で観るとまた新鮮だ。とくにラストのオノ・ヨーコの曲「JOHN,JOHN(Let's hope for peace)」で、ギタリストであるジョン・レノンとエリック・クラプトンが、ギターという楽器の概念を超えた使い方をしているのが見もの。そして、ステージからバンドが消えていくなか、ギターだけが唸りつづけている仕かけが観られるのはDVDならでは。暗闇のなか残された観客は、なにが起きているのか理解できなかったと思う。


2006年05月06日

「Niagara Triangle Vol.1 30th Anniversary Edition」(山下達郎/伊藤銀次/大滝詠一,1976,2006)

- A Long Vacation 2006 S/S 8th day

『A LONG VACATION』(大滝詠一,1981)の20周年記念盤がついこの前でたかと思っていたら、『Niagara Triangle Vol.1』はもう30周年だそうだ。
坂本龍一の印象的なピアノで幕が上がるこのアルバムは、山下達郎、伊藤銀次、大滝詠一3氏の曲の寄せ集めであり、山下達郎、伊藤銀次両氏の大滝詠一とのお別れ記念盤でもある。ビートルズでいえば、『Abbey Road』(1969)が近いか。もともと3氏でグループを組んでいたわけではないし、『Abbey Road』よりは明らかに前向きに制作されているわけだが。
『Niagara Triangle Vol.1』はその後の3氏のスタイルの原点がつまったアルバムでもある。

30年たった現在でも新鮮な気持ちで聴くことができるのはナイアガラならではで、1970、80年代に大量生産された日本のポップス、歌謡曲の薄っぺらな音楽との違いはいまだから気づくことができるのかもしれない。もちろんそれは、普遍的ともいえる楽曲のよさによるところも大きい。イントロやアウトロも非常に凝っている「パレード」などは、現在の曲と比較しても極上のポップスだといえる。この「パレード」の完全版は、シュガー・ベイブVersion(デモVersion)やシングルVersion、山下達郎のアルバム『Treasures』(1999)に収録されているVersionでは聴けない。


2006年08月10日

「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」(サザンオールスターズ,2006)

あさテレビをつけると、”スイカーマンが渋谷のまちをジャック!!”なる話題が流れてきた。眠気眼で画面をよく観ると、本当にスイカーマンが何人もいた。スイカーマンとは、頭がスイカで股間を麦わら帽子で隠した中年の総称である。

よる、サザンオールスターズのニュー・シングル「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」(2006)のアナログ盤が届いた。ネットで予約していたものだ。スイカーマン愛用の麦わら帽子付。これであとはスイカがあればスイカーマンになれる。
「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」は、歳をとることも悪くないし、ありのままの自分を受け入れて生きていればハッピーじゃん、といっているような曲。巷では表面的な若さだけを見繕う術がビジネスになったり、それをなにに使うのかわからないままひたすら脳を鍛えまくる人たちが激増中らしいけど、大事なのはこころの若さだと思うわけで。


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